パーキンソン病患者の在宅生活継続に向けた取り組みってなんだろう?【HY分類Ⅴ】

はじめに パーキンソン病が進行すると、運動症状(すくみ足や前傾姿勢)に加えて、睡眠障害や認知機能の低下などの非運動症状が現れ、転倒のリスクが高まります。特にHoehn & Yahr(HY)分類Ⅲ・Ⅳの段階では、30%以上の方が骨折を経験していると報告されており、転倒による骨折が「動くのが怖い」という心理的な影響を及ぼし、さらなる活動低下を招くことが問題となります。 高齢になっても「住み慣れ […]

パーキンソン病患者の在宅生活継続に向けた取り組みってなんだろう?【HY分類Ⅳ】

はじめに パーキンソン病が進行すると、転倒のリスクが高まります。その原因は、前傾姿勢やすくみ足といった運動症状だけでなく、睡眠障害や認知機能の低下などの非運動症状も関係しています。特にHoehn & Yahr(HY)分類Ⅲ・Ⅳの患者さんでは、30%以上の方が骨折を経験するといわれています。 骨折による安静が続くと、筋力や体力が低下し、さらに転倒しやすくなる「廃用症候群」を引き起こすこともあります。 […]

パーキンソン病患者の在宅生活継続に向けた取り組みってなんだろう?【HY分類Ⅲ】

はじめに パーキンソン病が進行すると、歩行やバランスの問題が顕著になり、転倒のリスクが高まります。特にHY分類Ⅲの段階では、歩行時のふらつきやすくみ足(足が前に出にくくなる症状)が目立ち、転倒による骨折やケガの危険性が増します。実際、HY分類ⅢやⅣの患者さんのうち30%以上が骨折を経験していると言われています。 また、転倒によって「また転ぶかもしれない」という恐怖心が生まれると、外出を避けたり、活 […]

パーキンソン病患者の在宅生活継続に向けた取り組みってなんだろう?【HY分類Ⅰ~Ⅱ】

はじめに パーキンソン病の方にとって、「転ばないこと」はとても大切です。 転んでしまうと 骨折 するリスクがあり、動くのが怖くなって運動不足になってしまうこともあります。 でも、「正しい運動」と「住みやすい環境づくり」を意識することで、安全に自宅で暮らし続けることができます。 この記事では、特に パーキンソン病の初期(HY分類Ⅰ~Ⅱ) の方が、 転ばずに安全に暮らすためのポイント をわかりやすく説 […]

すくみ足ってなんだろう?

すくみ足とは? パーキンソン病の特徴的な症状の一つです. 【歩きたいのに足が前に出ずに動けなくなってしまう】 このような症状がすくみ足言われています. 患者様の声では,「足が地面に張り付いたような感覚になる」とよく言われています. 急に足が出なくなるので転倒に繋がってしまう場合が多いですが,足が一歩出るとその後スムーズに足が出るのも特徴的な症状となります. 重症化してくるとまっすぐ歩いてる間にも足 […]

LSVT BIGってなんだろう?

LSVT BIGとは? アメリカのRamingらが考えたパーキンソン病に特化した運動のことです. 大きな動きに焦点を当てて集中的に運動することで,パーキンソン病に特有となる小さくて遅い動きを改善させようというものです. どんなイメージかというと… パーキンソン病になると普段行っている動作「一般的には小さな動作」が正常だと思い込んでしまいます. そのため,パーキンソン病の方が大きすぎると感じる動作「 […]

パーキンソン病ってなんだろう?

どういう病気なの? パーキンソン病とは中脳にある黒質という部分が障害されて,ドーパミンという分泌物が出なくなったり,取り込みにくくなることで色々な症状が出現してくる病気のことです. どんな人に多いの? 50~60 歳以降の高齢で発症することが多いです.人口 10 万に対して 100~150 人程度と言われています. どんな症状が出現するの? 運動機能が障害されます.運動機能の障害には四大徴候(安静 […]

小脳疾患患者の運動失調に対する理学療法アプローチ

1.運動失調には,様々な種類があるため,小脳疾患患者の運動失調ではどのような病状が出現するのかを理解しておく必要がある. 2.小脳性運動失調に対する理学療法は,対象者の重症度を把握し,対象者の重症度に合わせたプログラムを立案することが重要である. 3.運動失調についての理学療法は課題が多い現状であり,今後も科学的根拠を高めるために研究を継続していくことが求められている. 【はじめに】 運動失調とは […]

パーキンソン病患者の生活指導・環境整備と転倒予防

Key Word:パーキンソン病,転倒予防,ホームエクササイズ,環境整備 Point パーキンソン病に対する転倒予防は,病期や病状を理解した上で生活指導や環境調整を行うことが重要である. 発症早期からの運動は,正しい方法と頻度の理解を促し,生活環境に沿った習慣化を目標に指導する. 転倒予防は,福祉用具の導入や視覚刺激の強調が有効であり,継続的な社会参加を目標に環境を整備する. 【はじめに】 パーキ […]

自己紹介/ブログについて

皆さん始めまして!「マカロニ」と申します! 私は理学療法士としてパーキンソン病や脊髄小脳変性症など,一般的に「難病」と呼ばれる病気に対して日々リハビリテーションをしています. より専門的な知識を得るために大学院で修士号を取得し,認定理学療法士(神経筋障害)の資格も取得しています. 当ブログは,難病で困っている患者様やそのご家族,難病のリハビリに悩んでいる方へ少しでも有益な情報を届けられれば!という […]